将来のMacBookには、VAIO XR、VAIO A12が搭載していたような、ディスプレイを展開するとキーボードがチルトするメカニズムが搭載されるかもしれません。
チルトメカニズムに関する新しい特許を取得
Appleが米国特許商標庁(USPTO)にて取得した特許は、「ポータブル電子機器のリンケージアセンブリ」という題名がつけられており、MacBookのキーボードに傾斜をつけてタイピング環境を改善しようとするものです。
本特許に記載されたメカニズムは、デスクトップ用キーボードのように、MacBookのボトムケースにスタンドをつけてそれを起こすことで本体奥側を持ち上げ、傾斜を作るものとは異なります。
Appleが取得した特許には、「ボトムカバーを除く本体全体が、ディスプレイ展開時にチルトするリンク機構を持つもの」「パームレストとボトムカバーを除く本体全体が、ディスプレイ展開時にチルトするリンク機構を持つもの」の2つの具体例が示されています。
VAIO XRやVAIO A12が搭載していたチルト機構
ディスプレイを開くとチルトするメカニズムは、VAIOにも「VAIO XRのインタークーラーフラップ」「VAIO A12のスタビライザーフラップ」などが搭載されていました。
Appleが構想中のメカニズムは、ボトムケースから分離して本体をチルトさせるという点で、より複雑なリンク機構になっているようです。
Source:USPTO via AppleInsider, SONY, VAIO
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-310238/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania