次世代iPhoneには液晶ポリマー(LCP)ベースのフレキシブルプリント基板が採用され、5Gネットワークを介した高速画像伝送が可能になるとの予想を、iDownloadBlogが伝えています。
LCPベースのフレキシブルプリント基板を採用
台湾DigiTimesによれば、「サプライヤー筋の情報では、LCPベースのフレキシブルプリント基板が、5G対応iPhoneのミリ波アンテナモジュールや、その他の高速伝送機器に搭載されるようになるため、今後は需要が大幅に増加することが予想される」とのことです。
iDownloadBlogは、「iPhoneのカメラモジュールをLCPベースのフレキシブルプリント基板にすることで、高解像度の画像データをCMOSイメージセンサーからAシリーズチップへ転送する際の速度が向上、5Gミリ波を通じた高速画像伝送が可能になるだろう」と予想しています。
液晶ポリマー(LCP)ベースのフレキシブルプリント基板は、高速伝送機器用プリント基板として、プリント基板を製造する各社が開発しているようです。
ライブストリーミング配信、AR(拡張現実)に効果的?
高速画像伝送技術が次世代iPhoneに搭載されれば、ライブストリーミング配信やARアプリケーションで高解像度の画像データを扱う場合に効果的だろうと、iDownloadBlogは伝えています。
Source:DigiTimes via iDownloadBlog, 株式会社マルチ, オーティス株式会社
Photo: Technizo Concept/YouTube
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-310498/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania