SpaceXは、自社のブロードバンド・インターネット衛星を地球低軌道に運ぶStarlink衛星の打ち上げの数をさらに12機に増やそうとしている。過去数回の打ち上げでは、クライアントのペイロードのためのスペースを少し確保していたが、今回の打ち上げでは60機の衛星を搭載することになった。打ち上げは米国南西部のフロリダにあるケネディ宇宙センターから米国東部標準時9月3日午前8時46分(日本時間同日午後9時46分)に離陸するように設定されている。もちろん、明日の朝に何らかの理由で変更される必要がある場合は、バックアップの機会も用意されていた。
このミッションでは、数カ月前の6月に米国宇宙軍に代わってGPS III衛星を届けたミッションのために、以前に一度だけ飛行したFalcon 9ブースターを使用する。SpaceXはまた、ドローン着陸船「Of Course I Still Love You」の海上着陸でブースターの回収も試みる。
いくつかのインターネット速度テストサイトによると、サービスはすでに一部の個人によって利用されており、SpaceXのStarlink専用ウェブサイトからのリークは、より広範なパブリックベータテストが迫っていることを示している。同社によると、サービスは今年後半までに米国とカナダの一部で利用できるようになり、2021年には拡張が予定されているとのことだ。
上記のウェブキャストは、打ち上げ時刻の約15分前である米国東部標準時9月3日午前8時31分(日本時間同日午後9時31分)ごろに配信されたライブ中継のアーカイブだ。
画像クレジット:SpaceX
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(翻訳:TechCrunch Japan)