家電大手TCLが現地時間9月3日に発表したスマートウォッチは、3万円以下と手頃な価格ながら、転倒検出、心拍数計測、睡眠追跡などの、基本的な健康管理機能を備えています。
高齢者がターゲット
TCLは同社が展開するスマートウォッチ・シリーズ「MOVETIME Family Watch」に、高齢者をターゲットとした「MOVETIME Family Watch MT43A」を追加すると発表しました。
同スマートウォッチは4G接続が可能で、転倒検出、心拍数モニタリング、処方箋服用管理、睡眠追跡など、基本的な健康管理機能を搭載しています。
転倒検出や睡眠追跡機能を搭載
TCLによると、MOVETIME Family Watch MT43Aは、ユーザーの転倒を検出後、60秒間反応がない場合、事前に設定された緊急連絡先へ位置情報と共に緊急通知を送信します。Apple WatchではSeries 4以降のモデルに転倒検出機能が搭載されています。
また心拍数を常時モニタリングし、異常をとらえるとユーザーに警告する仕組みも備えています。
睡眠時間や睡眠サイクルなどを測る睡眠測定機能や、処方箋の飲み忘れを防ぐ機能、エクササイズを促す機能なども装備されています。
北米と欧州で今秋発売予定
高齢者をターゲットとしているため、文字盤は41ミリ×48.5ミリと大きめで(Apple Watch S5の44mmモデルは38ミリ×44ミリ)、アイコンも大きく表示できるようになっています。
MOVETIME Family Watch MT43Aは今秋、北米および欧州で、229ユーロ(約29,000円)で発売予定です。
Source:TCL/PR Newswire via Tom’s Guide
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-310798/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania