2019年のAppleの世界開発者会議「WWDC 2019」で紹介され、Apple Watch Series 4以降で動作するApple Watchの「ノイズ」アプリの特許が、現地時間の9月1日付けで米国特許商標庁(USPTO)の承認を得た、と伝えられています。
Appleはこの特許を隠していた?
Appleの特許に詳しいPatently Appleによれば、「ノイズ」アプリがAppleの名のもと特許申請された記録が残っていないとのことで、特許の存在はこれまで確認されていなかったとのことです。
可能性として、特許の買収が考えられるとPatently Appleは続けています。「騒音被ばくレベルのモニタリングのためのユーザーインターフェース(User interfaces for monitoring noise exposure levels)」と名付けられた特許の発明者は、インフォグラフィック・デザイナーのニコラス・フェルトン氏ひとりとなっているためです。
フェルトン氏は、人間関係から食事習慣、移動の記録など、自身の生活パターンを非常に細かにインフォグラフィックとして落とし込み、年間レポートとして公開してきたことで知られている人物ですが、これまでAppleと仕事をした経歴は、LinkedInには記載されていません。
ノイズアプリを設定するには、以下の手順に従います。
- Apple Watchで「ノイズ」アプリを開きます。
- 「有効にする」をタップして、監視をオンにします。
- 今後周囲の環境音のノイズを測定する場合は、「ノイズ」アプリを開くか、「ノイズ」コンプリケーションを使います。
Source:Apple/USPTO via Patently Apple, Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-311275/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania