アートコレクション管理サービス「between the arts」を運営する株式会社between the artsは、アート作品を企業のオフィスや店舗へレンタルするサービスを開始した。
アートに対する新たなニーズに応える
近年では、ビジネスパーソンを対象としたアートセミナーの開催や、教養としてのアートを取り上げたビジネス書・雑誌の出版など、ビジネスシーンにおけるアート活用へのニーズが急上昇。従来のアートはインテリアとしての役割を果たすことが多かったが、ここに来て新たな役割が生まれつつあるといえるだろう。
このような状況を受けて、今回のレンタルサービスが始まった。株式会社between the artsは同サービスを通じ、感性を育てるきっかけづくりを目指す。同社はアート作品のレンタルにとどまらず、レンタルサービス利用企業や店舗向けのセミナーなども実施予定とのことだ。
さまざまなアーティストのアート作品を用意
実際に公式ホームページをチェックしてみると、多彩なジャンルの作品が並んでいる。たとえば、イギリスの現代美術家として知られるジュリアン・オピー氏の「Tourist with Blouse, from Tourists」という作品の場合、月額のレンタル価格は3万円(税込み)。レンタルサービスを利用するかどうかは別として、ホームページを眺めてみるだけでもちょっとした美術鑑賞をしている気分になれそうだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/137136
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ