米テック系メディアTechRadarが、「Appleはデータセンターサーバー関連機器の購入を増やしているが、その目的はGoogleの検索エンジンからの決別と、Apple VPNもしくはiCloud VPNサービスの提供を計画しているからではないか」と伝えています。
昨対比2倍の、データセンターサーバー関連機器への投資
TechRadarは、「Appleはデータセンターサーバー関連機器の設備投資を大幅に拡大しており、昨年対比2倍の予算規模になりそうだが、その目的はサービスの拡充のために多数のサーバーと、データセンターを整備・拡充する必要があるためだろう」と予想しています。
Appleは、デフォルト(標準)の検索エンジンを、Googleから自社製のものへ変更することを計画している可能性が高いと英MacWorldが報じていました。
AppleはSafariのデフォルト検索エンジンをGoogleにすることで、毎年数十億ドルの利益を得ているようですが、Appleの時価総額や収益を考えれば、Googleからの収益を失っても大きな問題ではないだろうとの報道もあります。
VPNサービスも提供か
TechRadarは、データセンターの整備・拡大に伴って、自社開発の検索エンジンだけではなく、ユーザーからの要望の多いApple VPNもしくはiCloud VPNサービスが提供されることも考えられると伝えています。
同メディアは、Appleが提供するVPNサービスはユーザーにとって匿名性とプライバシーが保証されたサービスとして、iPhoneやMacユーザーに有償で、意外と早く提供されるかもしれないと予想しています。
Source:DigiTimes via TechRadar, Coywolf
Photo:Apple
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