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東京警備保障、沖縄の中部徳洲会病院に遠隔操縦可能なアバターロボット提供

創業55周年を迎えた東京警備保障株式会社は、長い歴史のなかで変化するセキュリティのあり方に柔軟に対応し、近年では最新のテクノロジーを取り入れたサービスも展開中だ。

2020年7月にはコスト削減や感染症対策を想定したサービス「アバター警備&接客」の提供を開始。このたび、沖縄県下に5つの病院を展開する医療法人沖縄徳洲会の中部徳洲会病院に同サービスを導入したことを発表した。

遠隔診療・受付を担う

中部徳洲会病院は、新型コロナウイルス患者の受け入れに尽力するなかで、ほかの患者や病院関係者への二次感染を懸念している。

そこで、東京警備保障が提供するアバターロボットを活用した「アバター警備&接客」を導入し、二次感染の抑止を図ろうというのだ。

このような導入背景からもわかるように、アバターロボットの同院での役割は遠隔診療や遠隔受付といった業務が中心となる。

まるで自分の分身

同サービスは、同社が持つ遠隔監視センターを活用し、日本のどこからでも受付や警備サポートなどを行えるというもの。遠隔地からの操作であっても、まるで自分の分身のようなスムーズな移動と円滑なリアルタイムコミュニケーションが可能となるのが特徴だ。

これにより、現場の省人化によるコスト削減や感染症対策に貢献していく。また、ロボットから遠隔スタッフまですべてサポートする体制も心強い。

同社は創業以来、病院や大使館、大学・研究機関など高度のセキュリティを必要とする施設に対し、高品質な警備サービスとそれに付随する商品を提供してきた。その信頼は厚く、セキュリティ会社のパイオニアとも言われているようだ。

そんな同社は今、アバターロボットのほかにもAIやドローンを活用したサービスの開発にも注力している。同社公式HPの「~いまむかし~」というコラムでは、江戸時代と現代の警備のあり方をうまく表現していた。

例えば、江戸時代の「自身番」「辻番」「門番」が担っていた役割を現代ではロボットが、半鐘や太鼓などを備えた高いやぐらの代わりはドローンが、自分の目と勘で犯罪者をとりしまっていた岡っ引きのポストはAIが担うようになるという話など、「なるほど」と思わず納得した次第だ。

PR TIMES

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