JR東日本は9月9日、紙の切符やIC乗車券に代わり、スマホのQRコードで自動改札口を通過できる仕組みの実証実験を開始しました。
訪日客などSuicaを持たない人でもスマホで通過可能に
JR東日本は9月9日より、新型改札機「タッチしやすい自動改札機」の実証実験を開始しました。
「タッチしやすい自動改札機」は、通常の改札口では切符を挿入する部分にQRコードの読み取り部が設けられており、スマホに表示したQRコードをかざすことで改札を通過できる仕組みとなっています。
また、改札内側にはICカードタッチ部があり、車椅子利用者や子供でもタッチしやすいように設計されていることが特徴です。
「タッチしやすい自動改札機」を導入することで、訪日客などSuicaを持たない利用者でも紙の切符を購入することなく、スマホで改札口を通過できるようになります。
実証実験は新宿駅と高輪ゲートウェイ駅の2カ所で行われ、新宿駅ではJR東日本の社員ら約140人、高輪ゲートウェイ駅ではモニター登録をした一般利用客400人によって、QRコードの読み取りやすさや使いやすさなど改札通過への影響が検証されます。
実験期間は、新宿駅が9月1日〜30日まで、高輪ゲートウェイ駅は9月15日〜29日までの予定です。
Source:JR東日本(PDF) via 朝日新聞DIGITAL
Photo:photo AC-ルックデザイン
(kotobaya)
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