Lucid Motors(ルシード・モータース)は米国時間9月9日、電気自動車ラインアップの第2弾モデルをチラ見せした。Lucid Gravity(ルーシッド・グラビティ)と呼ばれるSUVだ。
Lucid Gravityは、9月9日にライブストリームされたイベントで明らかにされた豪華な完全電動セダン「Lucid Air」に続くモデル。Gravityは、Airと同じプラットフォームを採用し、すでに設計段階に入っており、この夏に屋外で目撃された実用的な試作車がすでにある。Lucid MotorsのCEO兼CTOであるPeter Rawlinson(ピーター・ローリンソン)氏は後に、このSUVの存在を明らかにしていたが、同社がSUVの写真を公開したのはこれが初めてだ。
SUVについて詳細が明らかではないが、9月9日にに公開された写真はいくつかのヒントを提供している。
AirとGravityは、いくつかのデザイン上の特徴を共有しており、特にトランクのアウトラインと単一の長いテールライトは、Lucidのデザイン担当副社長Derek Jenkins(デレク・ジェンキンス)氏が最近のインタビューでTechCrunchに語ったもので、これは同社が将来発売する車に現れるであろう特徴だ。
「トランクの開口部が車両の側面にあるため、このように非常にすっきりとしたリアエンドと、シングルピースのテールライトが可能になり、非常に特徴的なデザインになっています」とジェンキンス氏はLucid Airのデザインについて説明した。ジェンキンス氏は、将来の車にはLucid Airに見られる長いライトブレードが搭載される可能性が高いと指摘していた。SUVの写真にはフロントが写っていないので、今のところそのライトブレードが搭載されるかどうかは謎のままだ。
また写真からは、Lucid Motorsが車用のアクセサリーを作成していることがわかる。例えば、屋上のストレージユニットなどだ。
Lucid MotorsはSUVの発売時期を明らかにしていないが、ローリンソン氏は「次の車両は2023年に生産を開始する」と述べている。
画像クレジット:Lucid Motors
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(翻訳:TechCrunch Japan)