<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
まだ気を抜くと日差しの強い残暑。特にクルマを運転していると眩しくて目がやられそうになります。こりゃサングラスが必要だなと思っていたんですが、デザイン含めてなかなか決め手に欠けていたところ、いいものを見つけました。
モンベルの「トレールグラス」(6600円)は、日本人の平均の顔幅、鼻の高さ、瞳孔感覚に合わせて作られたというモデル。フィット感に優れ、あらゆるアクティビティに対応するアイテムです。この夏、大活躍してくれたので、その魅力をご紹介します。
トレールグラスは、レンズを交換できるユニークなサングラス。ノーマルレンズ、ミラーレンズ(別売り:4200円)、偏光レンズ(別売り:4200円)の3種類が用意されています。とにかく最初に装着して感じるのは、18gという圧倒的な軽さ。いくらカッコよくても、鼻のあたりが痛くなるサングラスは必ず身に着けなくなります。
さすが老舗アウトドアメーカーと思えるほど、シンプルな見た目からは分からないほど装着感に工夫が凝らされており、テンプルとフロントフレームに使用した超弾性ナイロン樹脂は、ぴったりしているのに嫌な感じが一切ありません。
それでも汗や高さ調節などが気になる人のために、「ノーズパッド」(別売り:420円)があり、ズレ落ちを防止。上下に振動するランニング時にもビクともしません。さらに、テンプルフック(別売り:420円)を装着すれば、耳の後ろでストッパーとして機能します。
こうしてどんどん後付けしていくと愛着が湧くというか、なんだかサングラスを育てている気分に(笑)。プロテクション効果に優れたセミハードケースが付属しており、収納性も考えられています。だからサコッシュなど、バッグへ適当に放り込んでおけば、いつでもサッと日差しを避けられます。
■偏光レンズの威力を川で試してみた
この交換式レンズのひとつ「偏光レンズ」は、路面や雪道からの反射光をカットする役割を持ち、ギラついた日差しから目を守ってくれる機能を持ちます。なにより、釣り人にはおなじみのレンズで、川面の光反射を抑えるため水中の魚が見えやすくなるという、フィッシャーマンズ必携のアイテムでもあります。
というわけで、レンズ交換して川に持っていったところ見える、見えるぞ!
オイカワにモロコ、野鯉まで水中を泳いでいる様がしっかり見えます。まあ釣り竿を持ってき忘れたのはここだけの秘密として…、一緒に連れてきた子どもにも試させてみたところ。
いたく感動した様子で、サングラスを返してくれない…。まあ水遊びには必携の偏光レンズですが、普段から使うにはちょっと暗いので視認性が若干悪くなります。でも交換式だから、ノーマルレンズにささっと変えておけば問題ナッシング。
また、ドライブで活躍するのが「ミラーレンズ」です。強い日差しをカットするのに向いているため、西日で目がやられたー!という悲劇から守ってくれます。とにかくレンズ交換が簡単なので、汎用性の高さはピカイチ。どんなシーンでも使えるという、かゆいところに手が届くサングラスになっています。
夏のアクティビティで思い切り活躍してくれたわけですが、なんといっても長時間使用時でも疲れないという印象でした。これは“リアルビューレンズ”という、部分的にレンズの厚みを変えることで光の屈折を抑える機構を採用していたり、前述の軽さだったりというポイントが地味に効果を発揮しているんだろうなと。
釣りとランニングだけでなく、そもそもはトレッキンググラスとして設計されているので山登りが趣味の人は要チェックですね。サイズもノーマル以外にスモールとワイドがあり、顔の大きさに合わせて選べます。フレームは共通になっているため、レンズだけサイズ変更するのも可能というのがうれしいところ。
また秋に向けていろいろと冒険のお供になってくれそうなサングラスでした。
>> モンベル
<取材・文/三宅 隆(&GP)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/322879/
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- Author:&GP