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LINE、不正ログインに関する注意喚起を実施 7月〜9月は約74,000件の被害

LINE
 
LINEは、2020年7月から9月にかけて約74,000件のアカウントが不正ログインの被害に遭ったとして、注意喚起を実施しています。

日本は41,204件のアカウントが不正ログインの被害に

LINEは、2020年7月から9月にかけて計73,798件の不正ログインが発生したことを確認しました。被害を受けた地域別アカウント数は、日本が41,204件、台湾が28,021件、タイが139件、インドネシアが10件、その他の地域が4,604件となっています。
 
なお現在のところ、対象のLINEアカウントを用いた具体的な悪用については確認されていないとのことです。
 
同社は今回の不正ログインについて、何らかの方法により有効なIDパスワードを取得した攻撃者が、そのID・パスワードの有効性を確認する目的で対象アカウントへのログインを試みた、と推定しています。

一部ユーザーのパスワード初期化を実施

LINEは、2020年7月以降の不正ログイン発覚から現在までの期間においてパスワード変更が確認できていないユーザーを対象に、2020年9月12日12時33分から順次パスワードのリセットを実施しています。
 
対象ユーザーには、LINE公式アカウントよりパスワード再設定のメッセージが送信されています。
 

 
また同社はセキュリティ対策の一環として「二段階認証」を取り入れていますが、新たに適用範囲を見直し、「LINE Creators Market」についても同サービスを適用したことを発表しています。
 
 
Source:LINE
(kotobaya)

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