株式会社スムーは、2020年8月にビジネスのノウハウを共有できるアプリ「knowhap(ノウハップ)」β版の提供を開始(iOS版のみ)。
β版リリースから約1ヶ月後の2020年9月4日、「knowhap」に新たな2つの機能が追加された。
ノウハウ起点でつながる
「knowhap」は、ノウハウ聞きたい人と提供したい人をつなぐノウハウシェアリングサービスだ。レコメンドされたユーザーに対してメッセージを送り、その後メッセージ内で日程を決めてオンラインでのノウハウ共有を実現するというもの。
ウェブ会議ツール「SpatialChat」に開設された「knowhapルーム」では、1ルーム4名まで参加可能で、空間性のあるビデオチャットで自由に移動できるため、空間のような感覚で多人数での会話もスムーズに実現可能。
また、個人はもちろんチームとしても登録でき、他チームの仕事のノウハウに触れる機会を創出し、企業間でのつながりや自身のチームの活性化も期待できるという。
迅速かつ適正価格でノウハウを探す
このたび追加された機能は2つ。
これにより、即時性のあるやりとりが実現するだろう。また、即時性を活かすために登録動線を一新し、1ステップで会員登録が完了するようになったそうだ。
もうひとつは、価格設定に「PWYW支払い」を導入したこと。
ノウハウを募集する際に、募集者自身もノウハウを提供する「ノウハウ交換」と「PWYW支払い」のどちらかを選択することになる。
提供されたノウハウに対して支払いたいだけ支払うという新しい価格設定の方式は、提供側の価値を測るひとつの手段となると期待されている。
まだリリースから日の浅いサービスだが、このたびの機能追加により、本当に必要とするノウハウを迅速に適正価格で探せるサービスとして成長していくのではないだろうか。また、個人やチームが有するノウハウがシェアされ、あらゆるシーンで貢献するのも素晴らしいことだと思う。
- Original:https://techable.jp/archives/137529
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口