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Apple Watchがナイフに刺された警察官の命を救う

apple watch 警察官 
 
米アリゾナ州で事件に巻き込まれた男性警察官の命をApple Watchが救いました。彼が身につけていたApple Watchが、うまく機能しなかった無線の代わりとなったためです。

無線の代わりとして大活躍

Facebookに投稿された動画によると、事件は今年2月に米アリゾナ州ピナル郡で発生しました。指名手配されていた重罪犯を捕まえる際、犯人が激しく抵抗したのです。ソーサ警察官が抑え込もうとしたものの、犯人と格闘している最中に、無線のマイクが外れてしまいました。そのため無線司令係だったホイーラー警察官は機転を利かせ、ソーサ警察官が身につけていたApple Watchへ電話をかけるという手段に訴え、見事彼と連絡を取ることに成功します。
 
しかし、その間にも犯人は暴れ続け、ポケットからナイフを取り出してソーサ警察官の足を刺します。幸いにもApple Watchは無事だったため、彼は位置情報を伝えるとともに救急車を要請し、事なきを得ました。Apple Watchに電話をかける、ホイーラー警察官のとっさの判断がなければ、ソーサ警察官の身は危うい事態になっていたかも知れません。事実、この判断と対応が評価され、ホイーラー警察官は表彰されました。
 

 
Apple Watchが持ち主の命を救った例は枚挙に暇がありませんが、似たようなケースでは2017年に、自動車事故でiPhoneに手の届かなかった女性がApple Watchを通して通報したという出来事があります。また通話機能以外にも、Apple Watchが転倒心拍数異常を検知して、人命を救った例も報告されています。
 
 
Source:Facebook via AppleInsider
(kihachi)

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