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コロナ時代の通勤に最適!? カーボンファイバー製の電動折りたたみ自転車「Éole」

新型コロナウイルスの脅威が依然としてあるなかで、通勤・通学に自転車を活用する動きが世界的に広がっている。そうしたトレンドに対応するかのように、米国のスタートアップが電動、しかも折りたためる自転車「Éole」を発表した。

カーボンファイバーを採用することで重量を抑え、航続距離45〜50キロを確保しているのが特徴だ。

スタンダードと軽量の2タイプ

「Éole C」と「Éole S」の2種が用意された。いずれもタイヤサイズ20インチの電動で折りたたみ式だがスペックがわずかに異なっている。

Éole Sの方がハイスペックモデルだ。フレーム、ハンドルバー、シートポストなどがカーボンファイバーでできていて、強度を確保しながらバッテリー込みの全体の重量は12.8キロに抑えた。シマノ社の9スピードコンポーネントを採用し、250W出力のモーターを搭載する。

10秒で折りたたみ

一方のÉole Cは、フレームはカーボンファイバーだがハンドルバーやシートポストなどは合金だ。そのため重量は15.8キロとÉole Sより3キロ重く、航続距離も45キロと少し短くなる。それでも、従来の自転車に比べれば軽量で、アシスト付きで素早く移動できるというメリットは享受できる。

いずれもボディの中央から2つ折りにすることができ、畳んだときのサイズは820×660ミリとかなりコンパクト。折りたたむのに10秒もかからない。これなら日々の通勤に使って、オフィスやマンションの中に持ち込むのも手間にならなさそうだ。

Éoleは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達を展開中。すでに目標額は達成し、記事執筆時点の出資額はÉole Cが999ドル(約10万5000円)〜、Eole Sは1259ドル(約13万円)〜となっている。

開発元はこれまでも自転車を手掛けてIndiegogoで展開したキャリアがあり、「全ての配達を保証する」とうたっている。出資は10月14日まで受け付け、発送は今年12月から順次始まる見込み。

Éole/Indiegogo

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