コネクテッドホームフィットネスのスタートアップであるTonalは米国時間9月17日、1億1000万ドル(約115億円)の追加資金調達を明らかにした。最新の資金調達ラウンドには、既存投資家であるL Cattertonのほか、Delta-v Capital、AmazonのAlexa Fund、Mousse Partners、アスリートのStephen Curry(ステフィン・カリー)氏、Paul George(ポール・ジョージ)氏、Michelle Wie(ミシェル・ウィー)氏、Bobby Wagner(ボビー・ワグナー)氏などの新規投資家が名を連ねている、このラウンドは、ベイエリアをベースにした会社の総資金調達額を2億ドル(約210億円)にまで引き上げた。
いくつかの施設が再開し始めたとはいえ、その多くは限られた定員数で営業している。ジムに戻ることになると、多くのメンバーは細心の注意を払わなければならない。なんと言っても、感染拡大の危険性が高いからだ。この事実を踏まえると、在宅ワークアウトは今後数カ月から1年の間に成長を続ける可能性が高い。同業のLululemonが最近、おそらくTonalの最大のライバルであるMirrorを5億ドル(約523億円)で買収したという事実もある。
Tonalの他の多くの競争相手と差別化できる点は、反射スクリーンと強度トレーニングの要素だ。システムは、より伝統的なダンベル・バーベルベースのウェイトトレーニングに近い抵抗技術を活用している。
NBAのゴールデンステート・ウォリアーズに所属するバスケットボール選手のステフィン・カリー氏は「私はほぼ2年間Tonalを持っていた。新型コロナウイルスの感染蔓延で隔離されている間、私はハードなトレーニングを維持するためにTonalに大きく依存しているし、そしてTonalは将来的にワークアウトする方法に革命を起こす信じている」と語る。
画像クレジット:Tonal
[原文へ]
(翻訳:TechCrunch Japan)