米大手メディアBloombergは、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、リモートワークの恒久的な活用について言及したと報じています。
Apple従業員のリモートワークに感銘
ティム・クックCEOは、米メディアThe Atlanticのインタビューに応じた際に、リモートワークについて言及しています。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、Appleの従業員は自宅等からリモートで働くことを強いられましたが、iPad(第8世代)やApple Watch Series 6等の新製品を開発しており、ティム・クックCEOは「Apple従業員の能力の高さに感銘を受けた」と述べています。
更に今年の経験から、「リモートワークという新しい働き方が実際に機能することが判明したため、以前の方法に戻ることは無いだろう」と言及しました。
少なくとも2020年はリモートワークが大半を占める
ティム・クックCEOは7月、従業員の多くは2021年始めまでオフィスに戻らないと発言しており、現在オフィスで働いている従業員は10%~15%程度です。
一方で、ティム・クックCEOは今回のインタビューで「リモートワークと異なり、オフィスで一緒に働くことは、即興のミーティング等、クリエイティブな発想を加速させる」とも述べており、来年中には多くの従業員がシリコンバレーの本社に復帰することを望んでいる模様です。
CEOの発言から、新型コロナウイルスの収束後には、Appleはオフィス勤務を中心としつつ、柔軟にリモートワークも活用するという働き方になると推測されます。
Source:Bloomberg
Photo:Apple
(seng)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania