VW(フォルクスワーゲン)は米国時間9月23日、2025年までに年間100万台のEVを販売するという計画の一部である、全電気クロスオーバー「ID.4」を米国で発表した。
除幕式はバーチャルなものだったが、数日前にTechCrunchが車両を間近に見る機会を得て、新型コロナウイルスの感染蔓延の中、本当にシュールで孤独なハンズオンを体験することができた。
ID.4は、発売時に82kWh(キロワット時)のバッテリーパックとリアアクスル(後輪車軸)に1つの201馬力のモーターを搭載している。なお、連邦税の優遇措置は3万9995ドル(約421万円)からだ。ID.4の初期バージョンの推定EPA航続距離は250マイル(402km)だ。VMの新しいIDシリーズが米国発売されるのはID.4が初となる。ID.4はIDバッジをつけた2台目の電気自動車で、欧州でのみ販売された電動ハッチバック 「ID.3」 が初。すべてのID車両は「MEBプラットフォーム」をベースにしており、VWによると電気自動車をより効率的かつ費用対効果の高いものにするための柔軟なモジュラーシステム、実際には共通部品のマトリックスを備えている。なおVWはすでに、ドイツザクセン州にあるツヴィッカウ工場でID.4の量産を開始している。
この記事では、車両の内部と外部を詳しく見ていこう。ここで掲載している写真の中で注意すべき点がいくつかある。これはID.4の最上級モデルで、1st Editionと呼ばれている車体だ。この限定版の価格4万3995ドル(約465万円)からで、より大きな12インチのタッチスクリーンやトリムカラーなど、いくつかの特別仕様品が取り付けられている。写真では、ドアハンドル下の照明、中間シートのストレージパススルー、ダッシュに沿って走行しバッテリー充電などのさまさまな情報をドライバーに伝える照明機能に注目してほしい。
画像クレジット:Kirsten Korosec
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(翻訳:TechCrunch Japan)