JAXA認定ベンチャーの株式会社DATAFLUCTは、衛星データ解析サービス「DATAFLUCT satellite data analysis.」の提供を開始した。同サービスでは、衛星による測位データや観測データをAIが分析。ユーザーは、地表や海上の対象物に関する情報を確認できる。
3種類の分析手段を用意
ユーザーが利用できる分析手段は3種類だ。まずは、対象物と似たものを探し出す「類似検索」。続いて「検出&検知」では、対象物を検出して数量を数える。最後の「時系列変化の比較」は、過去に撮影された衛星画像と現在の状況を比較するものとなっている。なお、それぞれの分析手段を組み合わせることも可能とした。
具体的な活用例のひとつとして、駐車場の上空から駐車場面積を調べ、駐車されている車の台数をカウントできるという。マーケティングや都市開発など、さまざまな領域で有効活用できそうなサービスとなっている。
無料プロダクトデモを公開中
「類似検索(instant-search)」のデモページでは、検出したい対象物の画像を選択すると、類似した物体が検出される。そして「検出&検知(detect-monitor)」のデモページでは、地上にあるコンテナなどをマーキングによって示す。画面下部のスライダーを動かすと、時間経過による変化も確認できる。
株式会社DATAFLUCTによる新たなサービスを体験してみたい方は、デモページも要チェックだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/138261
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ