シフト管理SaaSサービス「らくしふ」運営のクロスビットは9月28日、事業拡大を目的とした2億円の資金調達を実施した。引受先はニッセイ・キャピタル、みずほキャピタル、East Ventures、YJキャピタル。
今後は、企業のシフト管理の効率化だけではなく、AIを用いた需要予測と最適労働力配置により、企業のさらなる利益向上を実現するサービス開発に取り組むとしている。
らくしふは、LINEを用いて「シフト管理の効率化」と「従業員の最適配置」で利益を最大化するシフト管理ツール。導入店舗数は4500店舗以上を突破しており、シフト管理業務の90%以上の削減や、他店舗間のヘルプ機能の活用による数百万円分のリソースの創出など、さまざまな成功事例が生まれているという。
2016年4月設立のクロスビットは、「Smart Life to All Workers」をミッションに、2017年8月より「らくしふ」を提供開始。
らくしふの特徴は、「データの可視化による正確な予実管理の実現や労働管理の徹底」などによる会社全体を管理する経営層の課題解決、「データに基づいた利益創出や現場でのシフト管理体制の構築」などによる店舗管理者の負担軽減、「希望するシフトや環境で働くなど、管理者との円滑なコミュニケーションの推進」による従業員のモチベーション向上としている。
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/09/28/x-bit-rakushifu/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Takashi Higa