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ソフトバンクが日本の人手不足のレストランにBear Roboticsの給仕ロボ「Servi」導入へ

2020年1月、SoftBank(ソフトバンク)はBear Roboticsに3200万ドル(約33億7600万円)のシリーズAのベンチャー資金を投資した。このサンフランシスコ地区のロボットスタートアップはGoogle(グーグル)の元幹部エンジニアがファウンダーで、ソフトバンクは出資を手始めにBear Roboticsを積極的に支援してきた。

ソフトバンクがロボットにとってブレークスルーとなる時代が来たと考えている理由は容易に推測がつく。人手不足が世界に拡大しているからだ。新型コロナウイルスの蔓延によるパンデミックでソーシャルディスタンスが強制されていることがこれを加速している。

少子高齢化による人口の減少をはじめとするさまざなな要因から、日本における労働力の不足はなかでも深刻だ。これにパンデミックが追い打ちをかけている。今週、ソフトバンクはBearのServi ロボットを日本のレストランに導入する計画(Business Wire記事)を発表した。

報道によれば、ユーザーは月額10万円3年間のリース契約(Business Wire記事)でServiを利用できる。ロボットが実際に日本に登場するのは2021年1月からだ。Serviは自走するテーブル形の給仕ステーションで、レストランのウェイター業務を増強、代替できる。各ロボットは2人分の注文を運ぶことができ、食事後の回収用バケットも備えている。

ソフトバンクロボティクス新事業戦略発表会:2020年9月29日午前9時45分より開始

このロボットは基本的にグーグルの自動運転車のテクノロジーを応用しており、LiDARによって全周の障害物を検知して安全なナビゲーションを行う。床の上に落とされた財布などの障害も避けることが可能。またタブレットのアプリからリモートで操作できる。ユーザーはタッチスクリーンで入力する。Bear Roboticsの発表によれば、各ユニットは8-12時間程度の連続運用が可能だという。

ソフトバンクが投資するBoston Dynamicsの四脚の犬型ロボットはもちろん、ソフトバンク自身の人型のPepperなどと比較してBear Roboticsの給仕ロボットは見たところとてもシンプルだ。しかしロボティクスに関しては最もシンプルなアプローチが最善であることがよくある。

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カテゴリー:ロボティックス

タグ:ソフトバンク Bear Robotics Servi 資金調達

画像クレジット: Bear Robotics

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

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