AppleとGoogleが共同開発したExposure Notification APIをベースにした新型コロナウイルス接触確認アプリが世界中の様々な国や地域でリリースされていますが、今後アプリをバイラルにし、ダウンロード数をさらに増やしていくのに報酬を与えるのが効果的ではないか、とカナダ・トロント大学のジョシュア・ガンズ教授は提案しています。
AppleやGoogleはアプリストアでのインセンティブを提供すべき
ジョシュア・ガンズ教授は、「予測マシンの世紀 AIが駆動する新たな経済」など、日本語でも著作を出版していますが、コロナ接触確認アプリのユーザー数を爆発的に増やすには、クレジットカード、航空会社、スーパーマーケットなどで使える報酬ポイントを贈呈する方法がある、と同氏は述べています。
例えば、アプリをインストールするだけでボーナスポイントがもらえるようになれば、ダウンロード数の増加が見込まれます。
また、AppleやGoogleがアプリストアで機能するインセンティブを提供するのも方法のひとつとして提示されています。
アプリを長く使用している人ほどワクチンを早期に接種?
その他にも、コロナ接触確認アプリを長く使用すれば使用するほど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを早く接種してもらえるという仕組みを作るのも手かもしれない、とガンズ教授は語っています。
ガンズ教授は、学校に通う子どもたちにもスマホにコロナ接触確認アプリをインストールして一日中持たせるべき、と独自の意見を述べています。
Source:The Conversation via 9to5Mac
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania