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充電から映像転送まで必要な機能が全部入り!

PC周りで出番の多いアイテムといえば、PCの拡張性をアップさせるUSBハブ。スマホなどを充電しておく充電器、それに最近ではデスクトップ画面を外部モニターに出力するHDMIケーブルなどが挙げられますよね。確かにどれもマストなアイテムだけど、これらすべてを外出先や出張に持って行くとなるとなかなか煩雑。

いっそまとめてひとつにしちゃったら便利! ということでご紹介したいのが、2013年にシリコンバレーで設立された気鋭のメーカー・ZENDURE(ゼンデュア)の新製品。高速充電から4K映像転送まで、いま欲しい機能を全部載せした多機能ハブ「SuperHub SE」(1万1800円)をご紹介します。

ZENDURE「SuperHub SE」は、高速充電に対応するACアダプタ、4K解像度に対応したHDMIアダプタ、さらに高速データ転送を実現するUSB Type-Cハブと、3つの機能を備えた多機能ハブ。ブラックボディの本体をぐるっと見回すと、一方の側面にはACの充電口を備え、反対側の側面には、USB Type-Cを2ポート、USB Type-AとHDMIポートを1ポートずつ備えています。

まずは充電用ACアダプタとしての使い方からご紹介。2ポートあるUSB Type-Cは、一方は出力専用で最大18W PD、もう一方がデータ通信と最大30W PDの出力に対応、さらにUSB Type-Aは最大5V/1.5Aに対応。付属のACケーブルを使えば、最大3つのデバイスに対し、合計最大48Wで同時充電ができるようになっています。

ふたつのUSB Type-CはそれぞれUSB PD充電に対応しているから、例えば「30W対応ポートでMacBook、18W対応ポートでiPhone」あるいは「30W対応ポートでiPad Pro、18W対応ポートでNintendo Switch」などの組み合わせで、それぞれの機器をスピーディに充電できます。

高速充電につきものの発熱問題は、話題のGaN (窒化ガリウム)テクノロジーを採用することでクリア。高出力でも安全面はしっかり確保、それでいながら本体のコンパクト化まで実現しています。

HDMIアダプタとして使う時は、HDMI経由で液晶ディスプレイやプロジェクターなどを、USB Type-C経由でノートPCやタブレットなどとつなげばOK。大画面なら出張先でも効率よく作業ができるし、訪問先でのプレゼンにも便利です。

PCやタブレット以外に、Samsung DeX、HUAWEI PCモードに対応した機種ならスマホの画面出力にも対応。Switchを繋げばお気に入りのゲームを4K@60Hzの滑らかな動画表示で楽しめます。

さらにデータ転送用のUSBハブとしても活躍。従来のUSB転送の10倍のスピードを持つUSB 3.1対応したポートをふたつ(USB Type-A、USB Type-C)備えているから、動画など大容量データのバックアップも余裕。

またこれらの機能を組み合わせて、例えばHDMI経由で液晶ディスプレイに画面を出力、USB Type-A経由でキーボードやマウスを接続すればタブレットをPCライクに使うことだって可能です。

本体サイズは83×58mmで厚さ30mm、重量約130gほどというコンパクトさ。HDMIアダプタやUSBハブとして使う時はACケーブルなしで稼動できるから、デスク周りをケーブルが何本も這い回る煩わしさがないのもうれしい(ただしSwitchとの接続時のみACケーブルからの給電が必要)。

「出張用小物ポーチは、ケーブルや充電器でいつもぎっしり」というあなたなら、試してみる価値ありの便利アイテムです。

>> ZENDURE「SuperHub SE」

<文/&GP>

 

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