建物や公園、空港、ショッピングモールなどをより詳細かつ正確に掲載し、Googleストリートビューに似た「Look Around」機能も使用できるAppleの新マップが、イギリスとアイルランドで利用可能となった、とAppleから発表がありました。
エディ・キュー氏が新マップについてコメント
Appleの新マップの試験的運用がイギリスとアイルランドで始まっていると8月末に報じられていましたが、今回両国で公式に機能が利用できるようになりました。
「Appleマップは、 – プライバシーを守りつつも – 世界を探索し、ナビゲートするのに最適の方法だ。新マップをイギリスとアイルランドで展開できてうれしく思う」とAppleのインターネット・ソフトウェア&サービス担当上級副社長のエディ・キュー氏はコメントしています。
「マップは一から作り直されており、より良いナビゲーション、豊富なディテール、正確な場所情報、そしてLook Around、サイクリング順路案内、信頼できる情報源をもとにキュレートされたガイドのような素晴らしい機能も使用できる(後略)」
Look Aroundはすでに日本に上陸
Googleストリートビューのように実際の景色を見て回れる機能「Look Around」は、今年8月始めにすでに日本に上陸しています。
8月の時点では、東京、神奈川、愛知、大阪、京都、奈良、茨城、埼玉、千葉、滋賀、兵庫の各都府県の一部地域で利用可能となっていました。
Appleはプライバシーを強調
Appleは、イギリスとアイルランドで新マップ導入のNewsroom記事の中で、純正マップでプライバシーがどのように守られているかを詳しく述べています。
Appleいわく、Apple IDと位置情報が結びつけられることは決してなく、次のアポイントメントに間に合わせるための出発時間の提案などは、すべてオンデバイス処理で行われているとのことです。
Source:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-316948/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania