大ヒットドラマ「半沢直樹」の登場人物が手にしていたiPadが海外で話題を集めています。Appleは自社製品の使用に厳しい制約を設けてくることで知られているため、何らかの協力があったのではないかと興味をそそられる視聴者が少なくないようです。
中野渡頭取が使っていたモデルは?
2013年に最高視聴率42%を記録した大ヒットドラマ「半沢直樹」の続編が7年ぶりに公開され、27日に最終回を迎えました。前作同様に多くの視聴者が固唾を呑んで結末を見守り、最終回(第10話)の視聴率は32%となりました。もちろんこれだけのヒット作品となれば、ファンは国内に留まりません。中華圏のネット上でも、最終回で登場人物の中野渡頭取(北大路欣也)が手にしていたiPadのモデルが話題となっています。
一枚板のような形状から「未発売のiPad Air(第4世代)で、Appleが特別に協力しているのではないか」との指摘も出ていますが、11インチのiPad Pro(第3世代)シルバーモデルとの見方が主流です。2020年に発表されたiPad Proは同じ11インチでも背面カメラがデュアルレンズですが、2018年はシングルレンズなのが特徴です。
iPad Air(第4世代)を特別に提供してはいなくとも、これだけの話題作となればAppleがプロモーションで協力している可能性はあります。Appleは自社製品の使用方法や描写、撮影のされ方について厳しい制約を設けてくる企業として知られており、ガイドラインでも「傷つけたり、悪用したり、または評判を落とすようなこと」の禁止と、「AppleおよびApple製品または技術の全てに好意的であること」が義務付けられています。
そのため、過去には「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」で知られるライアン・ジョンソン監督が、悪人はカメラの前でiPhoneを使ってはいけないAppleのルールを明らかにしています。つまり、中野渡頭取がiPadを手にした時点で、主人公を土壇場で裏切る可能性は万が一にもなかったというわけです。
Source:MacX,Apple,デイリースポーツ
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-317029/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania