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流出したWindows XP/Server 2003は本物〜海外メディアが報告

Windows XP
 
米匿名掲示板4chanにWindows XPおよびWindows Server 2003のソースコードが流出し、クラウドストレージサービス「MEGA」とtorrentファイルで共有されていた件に関し、米ユーチューバーがコンパイルした結果、本物であることが確認されたと米メディアZDNetが報じています。

製品版と同じ物が作れる可能性

米ユーチューバーでアマチュアIT技術者でもあるNTDEV氏が、流出したWindows XPのソースコードをコンパイルしたところ、OSとして動作することを確認したと報告しています。
 
完全なコンパイルには、「winlogon.exe」などいくつかのコンポーネントが必要なようですが、それらも用意できれば市販された製品版と同じ物が作れる可能性が高いようです。
 
同氏は、「カーネルやエクスプローラーなどの特定のファイルは簡単にコンパイルできます。コンパイルされたXPのソースからいくつかのプログラムを試しましたが、それらはWindows XPの製品版と同じようです」と報告しています。

多数のソースコードが流出


 
もしも流出したソースコードが本物である場合、Windows XPのソースコードに由来するものがWindows 10にも用いられている可能性があるため、「ハッカーがWindows 10をハッキングする手がかりを見つけ出す懸念もある」と危惧されていました。
 
流出したソースコードにはWindows XPおよびWindows Server 2003だけではなく、Windows 2000、Embedded(CE 3、CE 4、CE 5、CE 7)、Windows NT(3.5と4)、MS-DOS(3.30と6.0)も含まれているとのことで、NTDEV氏は今後、MS-DOS 6.0のソースコードのコンパイルに取り組むようです。
 
本件に関しMicrosoftは、「ソースコード流出について調査中だ」と返答していました。
 
 
Source:NTDEV/YouTube via ZDNet, PCS – Piyopiyo Create Service
Photo:Tom’s Hardware
(FT729)

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