だんだん涼しくなってきて、紺ブレを取り入れたアメトラを装いたい気分。
シンプルにいけばトートとか良さそうなんだけど、PCや周辺機器、アウターなど荷物の量は変えられないからデイパックがベターかも。
ということで、紺ブレと相性が良さそうなトラッドな雰囲気のデイパックを探していて見つけたのがLUGGAGE LABEL(ラゲッジレーベル)「JET-BLACK DAYPACK」(2万9150円)です。
創業80周年を迎えた日本を代表するバッグブランド、吉田カバン。その名を世間に広めたのは実はPORTER(ポーター)ではなく、このラゲッジレーベルです。
1980年代に流行したラゲッジレーベルは、当時としては画期的なミリタリーデザインを取り入れたデザインと本格的なディーテルで、大人のバッグとしてヒット。そんなラゲッジレーベルのデイパックは、改めて新鮮さを感じる名作でした。
■ミリタリーベストを落とし込んだデザイン
この「JET-BLACK DAYPACK」、元々は「ハーネス」というモデルがベース。2005年に、吉田カバン70周年を記念して、現代の生活に適した機能性や素材、軽量性、サイジングを意識してアップデートされたモデルになります。
アップデートから15年たった今でも愛用するスタッフやリピーターがいるなどコアなファンを持ち、ミリタリーベストを落とし込んだデザインは、いま見ても新鮮さを感じる名作デイパックです。
最近は多ポケットのベストが流行し、この秋冬もそのトレンドは変わらず。そんなトレンドのベストを落とし込んだデザインとマットな質感は、どこかレトロさもありトラッドなスタイルとも相性◎。
ちょっと、ショルダーハーネスを長めにして重心低めでラフに背負うのがおすすめです。
■ブランド誕生から続く本物志向のディテール
1984年に誕生したラゲッジレーベルは本物志向な物づくりで一躍人気に。そのこだわりのディテールに吉田カバンらしさと人気を感じられます。
ラゲッジレーベルのアイコンといえば“赤バッテン”のブランドタグですが、ここすらも黒い刺繍にしてまう潔さもポイント。オールブラックに仕上げることで大人の色気も持ち合わせるそのデザインは、今の時代にもマッチしています。
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ポーターの商品を紹介してもらっている中で、気になって手に取ったのがこのバッグでした。レトロだけど新しく今っぽいデザインなので、秋冬の新作と勘違いしたほど。
吉田カバンといえばポーターという時代からしか知らなかったので、ラゲッジレーベルの歴史に驚かされるとともに、新鮮さも感じたバッグでした。
>> 吉田カバン
<取材・文/宇田川雄一>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/327736/
- Source:&GP
- Author:&GP