ソロキャンプ人気と相まって、このところ続々新作が登場しているおひとり様用焚き火台。よく見かけるのはパーツをバラバラに分解して軽量コンパクトに運べるモノですが、こうしたタイプの中には何度か使用を繰り返しているうちに熱で反ったり変形したりして、購入当初のようにすっきり収納できなくなってしまうことも…。
「そりゃないぜ!」と嘆く人に紹介したいのが、コンパクトながらも耐久性重視、歪みに強い鋼板を素材に使用した焚き火台「TAKI BE ITA(タキビイタ)」(Sサイズ4750円〜、Lサイズ7420円〜 10月10日現在)。現在クラウドファンディング・Makuakeにて先行予約を受付中です。
香川県の鉄工所発のアウトドアブランド・THE IRON FILED GEAR(ジ・アイアンフィールドギア)が手掛ける「TAKI BE ITA」は、その名の通りパーツをバラバラに分解して板のように収納できる焚き火台です。
本体を構成しているのは、大小それぞれ2枚、計4枚の板状パーツと、灰受けの役割を果たす大きな皿。収納箱に入れれば厚みは18mmまで薄くなり、持ち運びも簡単です。
特筆すべきは、メーカー自ら「焚き火台では常識外れ」と称する、3.2mm厚の分厚い鋼板を用いていること。よくあるソロキャンプ用焚き火台では、持ち運びの簡便さを考えて薄手の金属板が使われることが一般的。曲げ加工などを施すことでアウトドアでの使用に耐える十分な強度を出しているのですが、薄い金属は熱変形に弱いため、何度も使用するうちに反りや歪み、腐食による穴あきなどが発生してしまいます。
耐久性と軽量化、どちらを取るかは難しいところですが、この「TAKI BE ITA」は潔く前者を選択。重さはそこそこあるけれど、それでも長く愛用し続けられることを最優先、この迷いのなさもなんとも男らしい。
サイズはLとSの2種類で、使用時の外形寸法はLサイズが約273×330mmで高さ299mm、Sサイズが約195×233mmで高さ212mm。ちなみに収納時のサイズと重量は、Lサイズが約430×385×18mm・約6.7kg、Sサイズが約300×280×18mm・約3.4kg。
さすがに重さはありますが、現地への移動は車やバイクがメインという人ならそこまで気にならないかも。SサイズならちょうどノートPCほどの大きさだから、デイバッグなどに入れて背負えば重さを気にせず持ち運べます。
Makuakeでは単品での購入コースのほか、焚き火調理を楽しみたい人のために、専用ロストルと五徳がついたセット(Sサイズ6370円、Lサイズ9800円)もラインナップ。
さらにS・Lどちらも捨て難い人のために、S・L両サイズでそれぞれロストルと五徳もついたフルセット(1万3200円)も用意されています。S・L両方を用意しておいて、ソロキャンプならSサイズ、グループやファミリーでのキャンプならLサイズをメインに、Sサイズは薪置きとして使用するなど、シーンによって使い分けるのもいいですね。先行販売プロジェクトの受付は11月16日までで、商品のお届けは12月末を予定しています。
>> Makuake
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/328005/
- Source:&GP
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