Twitterは、自分もしくは他人の投稿を再度投稿する「リツイート機能」の仕様を10月20日から変更すると発表しました。来月実施されるアメリカ大統領選挙を控え、誤った情報が拡散されることを抑制するのが目的です。
リツイートボタンを押すと引用ツイートの画面が表示される
Twitterは現地時間9日、10月20日から11月上旬を目処に全世界のユーザーを対象にリツイート機能の仕様を変更すると発表しました。
期間中は通常のリツイートボタンを押すと引用ツイートの作成画面が表示され、引用ツイートをするよう促されます。ただしコメントを書き込まずに送信した場合は、そのままリツイートとして表示されます。
Twitterのリツイート仕様変更は、11月3日に実施されるアメリカ大統領選挙を見据えたもので、誤った情報が拡散されることを抑制するのが目的です。
4年前に実施されたアメリカ大統領選挙時は、トランプ現大統領を選挙に勝利させるため、ロシアがFacebookなどを利用して誤った情報を拡散した疑いが持たれています。
Twitterは今回のリツイート仕様変更を実施することで、ユーザーが投稿を拡散する前にその投稿内容は本当にリツイートに値するのかを考えてもらいたい、としています。
Twitterはリツイート仕様変更以外にも、アメリカ大統領選の結果が公式に判明する前に候補者を含むユーザーが勝利を主張することを禁じ、該当ツイートがあった場合は専用のラベルを貼り付け、ユーザーを公式選挙ページに誘導するなどの対策を実施することも発表しています。
Source:Twitter via 日本経済新聞,NHK
(kotobaya)
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