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「iPhone12シリーズは6.1インチの標準モデルが最も売れる」とクオ氏が予測

iPhone12 latest render
 
Apple関連の精度の高い予測で知られる著名アナリストのミンチー・クオ氏は、今年発売が予定されている4モデルのiPhone12シリーズの中で、標準モデルである6.1インチの「iPhone12」が出荷台数の約40%を占める、と予測しています。

iPhone12 miniはサイズが魅力的でない?

Appleの新製品発表イベント「速報です。」の開催がすぐそこまで迫っていますが、クオ氏が新たな予測を発表しました。
 
同氏いわく、5.4インチの「iPhone12 mini」、6.1インチの「iPhone12」、6.1インチの「iPhone12 Pro」、6.7インチの「iPhone12 Pro Max」のうち、標準モデルの「iPhone12」が最も売れる見通しであるとのことです。
 
「iPhone12 mini」「iPhone12 Pro」「iPhone12 Pro Max」はそれぞれシリーズ全体の出荷台数の20%ずつを占め、残りの40%は「iPhone12」となるとの予測です。
 
クオ氏は、5.4インチの「iPhone12 mini」が最も廉価なモデルになると予想していますが、サイズが顧客にとって魅力的ではないため、売上台数はそこまで伸びないとの見方です。これは、米オンラインマーケットSellCellが約2,600人のiPhoneユーザーに対して行った購入意識調査の結果と相反するものです。SellCellは、「iPhone12 mini」が最も人気のモデルとなり、購入検討中のユーザーの44%が同モデルを選択する可能性があるとしています。

5Gは顧客にとってそこまで重要ではない?

クオ氏は自身の予測の中で、5Gは消費者にとってそれほど重要なファクターではなく、販売価格が最も重要視されるとの意見を述べています。
 
クオ氏は、iPhone12シリーズ全体の売上台数が約8,000万台に達するとの報道に対して否定的で、8,000万という数字は部品の注文数に関連するもので、iPhoneの売上台数ではないとの見方です。
 
またクオ氏は、iPhone12の需要は昨年のiPhone11シリーズよりも劣るとの見解も示しています。2020年のiPhoneの出荷台数が2019年よりも伸び悩む理由として、昨年よりも遅い発売時期と、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が挙げられています。
 
 
Source:AppleInsider
Photo:@apple_idesigner/Twitter
(lexi)
 
 

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