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衝突事故に遭った男性、Apple Watchで素早く通報〜すっかり虜に

apple watch 事故 米国
 
自動車事故に遭いiPhoneがどこかに行ってしまったものの、装着していたApple WatchのSOS機能で素早く通報できた男性が、スマートウォッチを身に着ける重要性を語っています。

とっさにSOS機能で緊急通報

米ミシガン州オタワ郡に住む、ボランティア消防士にして2児の父親であるハンター・サナーさんは10月上旬、自動車事故に遭いました。目の前で女性ドライバーの車が停止し、自分の車と側面衝突する羽目になったのです。
 

 
取材に対し「意識は朦朧とし、自分や相手の女性が無事かどうかも分からなかった。エアバッグが膨らんだので、車の外は何も見えなかった」と語るハンターさんですが、運の悪いことに事故の衝撃でiPhoneもどこかに飛んで行ってしまいました。一刻を争う事態で、とっさに思いついたのがApple WatchのSOS機能でした。
 
Apple Watchはモバイルデータ通信(Cellular通信)に対応していなくとも、iPhoneが近くにあれば、サイドボタンを長押しすることで「緊急 SOS」スライダーを表示することができます。スライダーをスライドするか、サイドボタンを長押しし続けるとカウントダウンが始まり、合図とともに自動で緊急通報用電話番号へと繋がる仕組みになっています。
 

 
おかげでハンターさんはすぐに911を呼びだすことができ、救急隊が数分で到着し、事なきを得ました。また、サナーさんは妻のローレルさんや家族にもテキストメッセージをApple Watchを通して送ったそうです。「自分がどこにいるのか、正確な位置を送信することができた」と語るだけあって、救急隊に続いてすぐにローレルさんも現場へと駆けつけてきました。

すっかりApple Watchのファンに

この事件があってからというもの、すっかりサナー夫妻はApple Watchの虜となっていまいました。
 

 
緊急事態に連絡できるからと、周囲にも購入するよう勧めるほどの熱意です。「多くの人たちがこの機能を知らない」とはハンターさんの弁です。「誰かの命を救うかも知れない、非常に大切なものなんだ」。ローレルさんも「自分たちが持っている製品で何ができるのか、もっと調べることが重要だ」と熱を込めて語ります。
 
事故に遭った人々をApple Watchが救った出来事は今回が初めてではありません。過去にも溺れかかった男性親子を救った例が報告されています。いずれの例でもiPhoneが手の届かない場所にあり、Apple Watchが代わりの役目を果たしています。
 
 
Source:24 NEWS,Apple
(kihachi)

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