凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)は、AR技術を活用した記念撮影体験サービス「WithShot™(ウィズショット)」を開発。今年3月から一部のソフトバンクショップにて導入されていたサービスで、今回はイベント会場や商業施設向けの提供がスタートしている。
リアルな記念撮影体験を実現
利用者はまず、一緒に写真を撮りたい人やキャラクターを選ぶ。すると、選択した人やキャラクターが画面内に登場。その後、集合写真の撮影を行える。なお、撮影したコンテンツはQRコードなどを通じてダウンロードできる。
「WithShot™」の特徴としては、芸能人やキャラクターが動きながら画面内に入ってくる演出が挙げられる。これにより、静止画の撮影フレームと比較して臨場感のある体験を可能とした。
これからの時代に合ったサービス
新型コロナウイルスの影響を受け、芸能人とファンが直接交流できるような機会は少なくなった。そこで、アフターコロナ時代の新たなコミュニケーションスタイルが求められている。「WithShot™」は、そのような状況にマッチしたサービスといえるだろう。
凸版印刷は、さまざまなイベントシーンでの活用を想定して「WithShot™」を展開していく。2025年度までに、関連受注を含めて10億円の売り上げを目指すとのことだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/139477
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
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