ソフトバンクが、大容量で月額5,000円を切る低価格の新料金プランを導入する最終調整を行っている、と日本経済新聞が報じています。NTTドコモと比較して3割程度安い料金水準になるとみられます。
20〜30GBで5,000円を切る水準に
日本経済新聞の報道によると、ソフトバンクが導入準備を進めている新料金プランは、主流となっているデータ通信容量が20ギガ〜30ギガのプランで、月額5,000円を下回る価格で検討されている、とのことです。
NTTドコモの「ギガホ」を、各種セット割引や定期契約なしで利用した場合の7,150円(税抜)と比較すると、30%程度安い料金設定となります。
多くのユーザーに実質値下げか
現在、ソフトバンクの主力料金プラン「メリハリプラン」は、月に50ギガの大容量にYouTubeなど動画サービスやSNSがカウントフリーで、各種割引適用前で7,480円(税抜)なので、多くのユーザーが値下げを実感できるプランとなりそうです。
なお、ソフトバンクの新料金プランは4G(LTE)が対象となり、発表間近のiPhone12が対応すると期待される5Gは、新料金プランに5G利用料が上乗せされることになる、と日本経済新聞は報じています。
3大キャリア、菅政権の意向に沿った値下げへ
ソフトバンクは先日、「携帯料金の値下げ」を重要政策のひとつに掲げる菅義偉首相の方針に沿って料金の値下げを行うと表明しています。
NTTドコモを子会社化したNTT、KDDI(au)ともに値下げの意思を表明しており、国内大手キャリア3社とも、値下げを行う方針となっています。
総務省が6月末に発表した国際比較調査で、日本国内の携帯料金は大容量プランで海外と比べて割高、と指摘されていました。
ただし、この比較調査に対しては通信エリアや通信速度などの品質も加味すべきとの指摘もあり、ICT総研は国際比較調査をもとに、日本の携帯料金は世界の中位程度、との分析を発表しています。
Source:日本経済新聞
(hato)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania