5G通信対応スマートフォンが欲しいけれども、販売価格が高くて手が出ないといったユーザーに朗報です。Googleに続き、Samsungも5G対応のミッドレンジスマートフォンを新たに発表しました。
クアッドカメラ搭載で5万円以下
理論値では4G LTE通信の100倍とされている5G通信ですが、現在の対応スマートフォンは最先端のスペックを搭載したハイエンドモデルに限定されているため、コストパフォーマンスに見合っていないと考えている消費者も少なくはなさそうです。事実、au(KDDI)が10月15日に発売するSamsung「Galaxy Note20 Ultra 5G」は、買い替えプログラム適用前で15万9,830円です。
そんな消費者の潜在的ニーズに応えるべく、Samsungが新たに発表した「Galaxy A42 5G」は、5G通信に対応していながら価格は349ポンド(約47,960円)に抑えられたミッドレンジモデルです。
SoCこそSnapdragon 750Gとハイエンドチップではありませんが、ディスプレイは6.6インチ有機EL(OLED)、メモリは4GB/8GB、メインカメラは広角レンズ(4,800万画素)、超広角レンズ(800万画素)、マクロレンズ(500万画素)、ポートレートモード向け深度センサー(500万画素)からなるクアッドカメラ、インカメラは2,000万画素と十分なスペックです。
コスト減の秘訣はチップの妥協
先日もGoogleがPixel 5を税込74,800円、Pixel 4a(5G)を税込60,500円で10月15日から販売すると発表しているだけに、2021年は5G対応のミッドレンジモデルも充実していくことが予想されます。
Pixel 4a(5G)のみならずPixel 5も5G通信に対応していますが、搭載されているのはミッドレンジチップのSnapdragon 765Gです。たしかにハイエンドチップのSnapdragon 865と比べると性能は劣りますが、SamsungのGalaxy A42 5Gといい、チップのパフォーマンスを追求しないことがコスト減に繋がっていることが分かります。
Source:Samsung via The Verge
(kihachi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania