Appleは現地時間10月13日、iOS14.1のGM(ゴールデンマスター)を開発者向けにリリースしました。iPhone12には、iOS14.1がプリインストールされて出荷されるとみられます。
iOS14.1、うっかり正式版公開後のGMリリース
AppleはiPhone12シリーズの発表イベント直後に、iOS14.1の正式版を一時公開したものの、直後に公開を中止していました。
その後にiOS14.1のGMが公開されていることから、Appleが公開の順序を間違ったものと考えられます。
GMは、正式版とほぼ同内容のバージョンとしてリリースされる、ベータテストの最終バージョンにあたります。
iPhone12発売前に正式版リリースか
iOS14.1の正式版は、10月23日(金)に販売が開始されるiPhone12とiPhone12 Proにプリインストールされて出荷されるだろう、と米メディア9to5Macは推測しています。
Appleから、iOS14.1正式版の公開予定日についての発表はありませんが、iPhone12が発売される数日前に公開されると思われます。
9to5Macは、iOS14.1GMの「ホーム」アプリとみられるスクリーンショット(記事トップ画像)を公開しています。
iOS14.2でApple WatchのECGも利用可能に?
そのため、開発者向けにベータ3がリリースされたばかりのiOS14.2やiPadOS14.2の一般ユーザー向け正式版が公開されるのは、まだ先のことになりそうです。
iOS14.2では、「タピオカ」「忍者」などの新作絵文字が追加されるほか、「マスクを着けた顔」の表情が笑顔になります。
このほか、音楽認識アプリ「Shazam」をコントロールセンターから起動できるようになり、現在はアメリカのユーザーしか利用できない、Safariの全文翻訳機能も日本のユーザーが利用可能になりそうです。
また、iOS14.2の正式版公開と同時に、海外では多くの命を救っているApple Watchの心電図(ECG)機能が使えるようになる可能性を示す画像も発見されています。
Source:9to5Mac
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-320592/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania