iPhone12シリーズのうち、iPhone12 Pro Maxのリアカメラにのみセンサーシフト光学式手ブレ補正が搭載されています。他モデルが搭載するのは光学式手ブレ補正と、iPhone12 Pro Maxのみ異なります。
2021年は全モデルにセンサーシフト光学式手ブレ補正搭載か
センサーシフト光学式手ブレ補正は、光学式手ブレ補正よりも手ブレを軽減する効果が高いと言われています。光学式手ブレ補正では、手ブレに応じてレンズを動かしてセンサーに当たる光軸を調整するのに対し、センサーシフト光学式手ブレ補正は手ブレに応じてイメージセンサーを動し、光軸を正確にセンサーにあてる方式です。
ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCC(Display Supply Chain Consultants)の最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏によれば、iPhone13(仮称:2021年モデル)では全てのモデルにiPhone12 Pro Maxのリアカメラ機構、つまりセンサーシフト光学式手ブレ補正が搭載されると予想しています。
そうした点で、iPhone12 Pro Maxのカメラ機能は、iPhone13(仮称:2021年モデル)で全モデルに展開予定のものを先取りしていることになります。
センサーシフト光学式手ブレ補正をどのように組み込んだのか
Wccftechは、センサーシフト光学式手ブレ補正を組み込むには、磁石など筐体内に組み込む部品の占めるスペースが増えるため、AppleがiPhone12 Pro Maxにどのように組み込んだのか興味深いと述べています。
同メディアは、今後、iPhone12 Pro Maxの分解記事が公開されれば、その秘密が明らかになるかもしれないと記しています。
Source:Wccftech
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-320731/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania