Zoom(ズーム)は、バーチャル・ユーザーカンファレンスZoomtopia(ズームトピア)を今週開催している。新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来、ビデオ会議サービスの事実上の標準と言われている同社が、イベントを利用して新サービスを発表したのは驚くことではないだろう。ただし、ほとんどがZoomの中核機能ではない。
同社がイベントで発表したのは、イベントプラットフォームとマーケットプレイスのOnZoom(オンズーム)と一般公開と、Zoomに他社アプリを統合するZapps(apps in Zoom)で、35社の初期パートナーがすでに登録されていることだ。
本日の発表に先駆けて公開されたデモによると、ホストにとっても参加者とっても非常にわかりやすい体験のようだ。
「Zappsは生産性を高めるために必要なアプリを共有して、ミーティングの前でも最中でも後でも、チーム間で情報を自由にやり取りできるようにします」と同社は説明する。「Zappsは、Zoomミーティング、チャット、ウェビナー、電話、さらには連絡先名簿などにとって、いちばん必要なものを見つけられるアプリストアだと思ってください」。
統合されたアプリは画面共有の中で起動されるが、さらに注目すべきなのは、アプリを参加者全員に配布してリアルタイム・コラボレーションができることだ。
35社の初期パートナーには、Asama(アサナ)、Dropbox(ドロップボックス)、HubSpot(ハブスポット)、Slack(スラック)、SurveyMonkey(サーベイモンキー)、Wrike(ライク)、Zendesk(全デスク)などが名を連ねている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )