来春から鉄道駅とその周辺地域でシャトルを展開し、自動走行シャトルがトロントの公共交通機関ネットワークをどれくらい強化し、市民の足を支えることができるかを調査する。
運転席なしのコンパクト車両
この最先端テクノロジーが詰まった車両を、トロント市西部にある鉄道ルージュヒル駅と、その周辺地域で展開する。電車の発着時間に合わせて住民を乗せて走行する計画のようだ。
持続可能な交通網構築へ
Local Motorsはこれまでにカリフォルニアやフロリダ、ベルギーなどの行政や交通当局と提携している実績がある。
さまざまな自治体がいま、二酸化炭素排出の抑制や、市民へのマイクロモビリティ提供で自動走行車両に目を向けていて、トロントの取り組みもそうした流れに乗ったものだ。
同市のジョン・トリー市長は「持続可能、そしてより良い公平な交通ネットワークを築くのに役立つ可能性があり、今回のイノベーティブなプロジェクトで知見を得られる」とコメント。最終的により多くの市民の足となることが期待される。
写真クレジット:Local Motors
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/139711
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi