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NASAが極低温技術と月面のイノベーションについて斬新な14社のプロジェクトに助成金を交付

NASAが、宇宙技術を抜本的に変えるかもしれない技術を追究している1ダースあまりの企業と総額4億ドル近い「ティッピングポイント」契約(Tipping Point、転換点)を交わしたことを発表した。これらのプロジェクトは、極低温技術の宇宙内試験から月に建設する4G LTEネットワークに至るまで極めて多様だ。

NASAの補助事業や契約事業はとても多く、年間のどの時期でも少なくとも1つ以上の事業が申し込みを受け付けている。その中でもティッピングポイントは、ある程度の助成を必要としている商用の宇宙技術が対象だ。この事業の説明によると「ティッピングポイントで考慮される技術は、デモンストレーションへの投資がその技術を大きく成熟させ、商用化の機運を高め、その技術の政府と民間双方の応用を市場に導入するものである」という。

プロジェクトは複数年にわたる複数の中途目標のある事業だが、今年は極低温技術と月面技術の2つに限定された。数量は必ずしもその技術の開発費用の計算に含まれないが、しかし次の段階へ進むためには一定の量が必要と見なされる場合もある。以下が、今回の契約事業の概要だ。

極低温技術

月面のイノベーション

申請の手順と、NASAの関心領域については、ティッピングポイント案内ページに詳細が記載されている。

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カテゴリー:宇宙
画像クレジット: NASA

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

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