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NECの技術を結集!TWS型ヒアラブルデバイスがMakuakeに登場

日本電気株式会社(以下、NEC)のデジタルプラットフォーム事業部は、ワイヤレスイヤホン型ヒアラブルデバイス(以下、NECヒアラブルデバイス)に関するプロジェクトを、クラウドファンディングサイト「Makuake」に掲載。同社のテクノロジーを凝縮した一台として、来年1月中旬まで出資を募る。

オンライン会議に重宝しそうな機能を搭載

NECヒアラブルデバイスは、騒がしい場所でもクリアな音声を通話相手に届ける「通話アクティブノイズキャンセリング」機能を搭載。外出先などでオンライン会議を行う際に重宝しそうな機能だ。

この機能は、NECヒアラブルデバイスが備える2つの集音マイクを活用したもの。イヤーチップ内側のマイクでユーザーの音声を、そして外側のマイクで外部の騒音を集める。その後「騒音成分の打ち消し処理」を行うことで、効果的なノイズ消去を実現。NECによるこれまでの研究成果が反映された機能となっている。

今後の展開が楽しみな各種技術も!

人それぞれ異なる耳の構造を活用した生体認証への対応も、NECヒアラブルデバイスの特徴のひとつ。ユーザーは、自分だけがアクセス可能な音声メモ機能(現在はAndroid OS端末のみ対応)を利用できる。NECによれば、パーソナライズされたコンテンツ提供の構想もあるとのこと。

NECヒアラブルデバイスはさらなるコンテンツ拡張に向け、ユーザーの顔の向きなどを認識可能な9軸センサーも備えた。イヤホン型のコンパクトなボディにさまざまなテクノロジーが詰まっているという印象で、今後の展開が楽しみだ。

Makuakeにおけるプロジェクトの終了日は来年1月13日。限定500台のMakuake特別価格の場合、2万9,800円(税込)でNECヒアラブルデバイスを入手できる。なお、発送は来年2月に行われる見込み。

Makuake / NECヒアラブルデバイス

(文・早川あさひ)

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