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パナソニック、マスク姿でも性別と年齢を推定できる機能を開発!

マスクの着用が当たり前となった今、画像からヒトの性別や年齢などの属性情報を得ることが困難となっている。

そんななか、パナソニック株式会社は、Vieureka来客分析サービスに用いているVieurekaカメラ「VRK-C301」にPUX株式会社開発の顔検出エンジンを搭載し、マスクをつけたままの画像からでも性別と年齢の推定を可能にする機能を開発。

2020年10月より、グランフロント大阪 南館内の「パナソニックセンター大阪」でテスト運用を開始し、2020年12月よりVieureka来客分析サービスの新機能として公開予定だ。

なお、同機能はAIカメラ上で動作するシステムとしては業界初となる(2020年10月16日時点、同社調べ)。

Vieurekaプラットフォームの登場

同社は2017年にIPカメラをIoTデバイスとして活用する「Vieureka(ビューレカ)プラットフォーム」を開発。これは、IPカメラ内に搭載された画像認識機能を用途に合わせてカスタマイズすることができ、クラウド上でのシステム運用を容易にするプラットフォームだ。

Vieureka対応のカメラを活用することで、店舗でのマーケティングや工場での従業員の行動管理、病院・介護施設での見守りなどさまざまなシーンに合った機能を実装できるという。

当時、ハードウェアやファームウェアとして実装されていたIPカメラの画像認識機能の可能性を広げる画期的な開発であった。

「VRK-C301」が進化

2020年4月、ディープラーニングの画像解析を小型エッジコンピュータで実現するVieurekaカメラの新機種「VRK-C301」の提供を開始。

高性能CPUを搭載した同カメラは、ディープラーニングなど高度な画像解析を活用したサービス展開を実現するものとなった。

しかし、新型コロナウイルスの影響でマスクを装着する人が増加。画像から属性情報を取得できないという課題にぶつかったため、新機能の開発に着手したという。

同機能は、「VRK-C301」にPUXのディープラーニングを活用した顔検出エンジンを搭載することで、マスクをしたままの画像からでも性別・年齢を推定できるというもの。

この機能により、ニューノーマル時代において大多数の来店客がマスク装着していても、来店客の属性情報を店舗のマーケティングデータとして活用することができるとのことだ。

PR TIMES

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