10月16日に予約受付が開始されたiPhone12とiPhone12 Proの予約動向を踏まえて、著名アナリストが以前の予測を修正し、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxの販売台数シェアはiPhone12シリーズの6割〜7割程度に及ぶ、と述べています。
著名アナリストが予測を修正
iPhone12とiPhone12 Proは、日本時間10月16日の午後9時に予約受付が開始されると、iPhone12 Pro、iPhone12ともに短時間で初回出荷分が完売しています。
TF International証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、iPhone12とiPhone12 Proの合計予約数でiPhone11全体を超えるほどの人気を踏まえて、iPhone12シリーズ4モデルの販売割合予測を見直しています。
先日の予測ではiPhone12がトップと予測
クオ氏は先日、2020年第4四半期（10月〜12月）におけるiPhone12シリーズの販売台数シェアについて、iPhone12が約40％を占めて一番人気となり、iPhone12 Pro、iPhone12 mini、iPhone12 Pro Maxがそれぞれ約20％程度だろう、とする予測を発表していました。
しかし、予約の動向でiPhone12 Proの人気が高いことに、「我々の予測を超えていた」と述べ、予測を修正しています。
iPhone12 Pro/12 Pro Maxの合計は6割超え？
クオ氏は、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxの販売シェアの予測を引き上げる一方、iPhone12 miniについては、先日「消費者にとって魅力的ではない」と述べたのに続き、「中国市場での人気が望めない」として10％程度に引き下げています。
同氏の新たな予測では、4モデルの販売割合は以下のとおりで、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxのシェアを合計すると、60％〜70％に達します。
- iPhone12：30%〜35％（引き下げ）
- iPhone12 Pro：30％（引き上げ）
- iPhone12 mini：10％〜15％（引き下げ）
- iPhone12 Pro Max：30%〜35％（引き上げ）
日本の人気とは傾向が違う可能性も
日本では、小型モデルを待ち望んでいたユーザーが多いと思われることから、世界全体の販売動向とは異なる販売動向になる可能性があります。
iPhone Maniaが10月14日〜17日にかけてTwitterで実施したアンケートでは、iPhone12 miniが人気トップという結果が出ています。
また、カラーバリエーションはiPhone12ではブルー、iPhone12 Proではパシフィックブルーが一番人気となりました。
Source:MacRumors
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-322454/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania