これからのものづくりは“サステイナブル”というキーワードがより軸になっていきそうだと感じる昨今、ファッション業界でもその流れは顕著ですが、そこで注目したいのが、ヨーロッパ発のサステナブルファッションブランドECOALF(エコアルフ)が開発した「KATMANDU(カトマンドゥ) マルチジャケット」(3万9600円)。素材にはなんと、コーヒー豆のかすを再利用した生地が使われています。
ECOALFは、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで製造してきたブランド。これまで、ペットボトルやタイヤ、漁網などを独自の技術で再利用し、300種類以上の生地を開発しています。
そんな「ECOALF」が次に手掛けたのは、捨てるしかないと思われていたコーヒー豆のかす。そもそも消臭剤として再利用でき、脱臭効果や速乾性が期待できる素材です。そんなコーヒー豆のかすを加工し、リサイクルポリエステルと混合してできた生地には、1mあたり約20杯分のコーヒーかすが再利用されています。
「KATMANDU マルチジャケット」には、インナーとして利用できる中綿ジャケット付き。1着で3WAYに着回せ、ジャケットが欲しくなるシーズンから寒さを確実に防ぎたいシーズンまで、長く着用できるのもポイント。この「1着で着回せ、着用期間が長い」ことだって、立派なサステイナブルファッションの条件なのです。
メンズは「グレー」「カーキ」「ブラック」、ウィメンズは「ホワイト」「レッド」「ブラック」と、それぞれ3色展開。リラックス感のあるシルエットは、普段遣いに便利そう。
撥水性と耐水性もあるので、雨の日でも気軽に羽織れます。家庭での洗濯も可能な素材なので、アウトドアでもバリバリ使っちゃいましょう!
環境に配慮した素材のジャケットを毎日羽織ることで、環境問題への意識が少しでも高まるのは、きっと大きな一歩です。それに、大好きなコーヒー豆からできていると思うと、気分がアガるというものです。
>> ECOALF
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/330642/
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