「調理ロボットサービス」を開発しているコネクテッドロボティクス株式会社は、東京都ものづくりベンチャー育成事業Tokyo Startup BEAMプロジェクトに採択されたことを発表。同社のソフトクリームロボットの追加の技術開発と量産体制構築を進め、調理ロボットシステムの更なる普及を目指すという。
ソフトクリームのプロセスを自動化
また、毎回規定量を抽出でき、商品の提供品質が均一化されるといった点から、省力化、品質安定の観点から高い効果を持つとしている。コミカルな声と動きで、来店した顧客を楽しませてくれる機能も持ち、娯楽性も兼ね備えている点も特徴だろう。
非接触と自動化の実現
同プロジェクトでは、非接触型サービスの実現(AI)と調理自動化推進のための小型調理ロボット量産化を目指すとしており、最終的には、顧客がレジで注文した後は、店員と接触することなくソフトクリームを注文、受け取れるフローを確立するという。
さらに、開発パートナー会社との連携強化によりハードウェアの設計見直しと整理、内部・外部体制の構築を行うことで、低価格を維持しながら技術品質を落とさない量産化体制の構築も目指す。
同社は、これまでにそばを調理するそばロボットも開発。同そばロボットは株式会社JR東日本フーズが運営する駅中そば店「そばいち東小金井駅店」で2020年3月から実稼働している。最新型には、これまで人が担っていた「そばを茹でザルに入れる工程」を自動投入とし、2本のロボットアームを活用し盛り付け・トッピング以外の作業を自動化したシステムも搭載。通常2~3人で運営しているそば店も、1人分の省人化の実現を可能にするという。
- Original:https://techable.jp/archives/139980
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka