Googleによる登録制クラウドゲームサービスGoogle Stadiaへのアクセスを提供していたiOSブラウザアプリが、App Storeから削除される見通しであることが明らかになりました。
AppleはApp Store規制の回避を許さない?
2019年11月19日に月額課金制でサービスを開始した(日本を含まない世界14か国)Google Stadiaは、通常Google Chromeからアクセスを行いますが、開発者のザカリー・ノックス氏(@zmknox)は、iPhoneから同プラットフォームを利用できるブラウザ「Stadium Full Screen Browser」を今年9月にリリースしました。
ノックス氏のアプリを使用することにより、App Storeのクラウドベースのゲーム規制をかいくぐることが可能となります。同氏はWebKitを拡張し、開発者フレームワークGame Controller、そしてBluetoothコントローラーへとつなぐ手法をとっていましたが、「Appleはこれを気に入らなかったようだ」と述べています。
I was “extending WebKit” by hooking it into the native GameController framework and thus Bluetooth controllers, which they didn’t like.
— Zach (@zmknox) October 19, 2020
アプリは過去3週間で約1万5,000回ダウンロードされており、App Storeのページは多くの5つ星コメントであふれています。
Source:AppleInsider
Photo:Apple
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania