Appleが開発しているとされるヘッドマウントディスプレイ(HMD)に、ソニーの有機EL(OLED)ディスプレイが搭載される見通しであることが分かりました。
ソニーが中心となって供給へ
日刊工業新聞によると、Appleが2021年に発売する予定のHMDに、ソニーのOLEDマイクロディスプレイが採用されることが判明したそうです。具体的なHMDの名称は判明していませんが、Appleによる開発が何年も前から噂されてきた「Appleメガネ」か先行販売が噂される「ARヘッドセット」かのいずれかだと考えられています。
同メディアは「拡張現実(AR)や仮想現実(VR)対応のHMD」であるとし、「ディスプレイに表示した映像を工学技術を使って目の前のレンズに投射する仕組み」になると述べています。
年間数千万台の売上が予想されており、ソニーにとってはスマートフォン向けイメージセンサーに次ぐ“稼ぎ頭”となることが見込まれています。
Apple Glassは2021年前半に登場?
Apple製のARデバイスがそう遠くない将来に登場するとの観測は以前から存在しました。
リーク情報に詳しいジョン・プロッサー氏も5月に「Appleメガネは2021年3月〜6月の発売を目標に開発が行われている」と指摘、2020年第4四半期(10月〜12月)か2021年第1四半期(1月〜3月)のイベントで発表され、499ドル(約52,680円)で発売となると予想しています(2020年第4四半期のイベントは先日行われたので、早くとも2021年第1四半期になりそうです)。
また2020年7月には、ARデバイス向けのレンズが試作段階を終え、すでに生産トライアルに進んでいることも報じられています。
Source:日刊工業新聞
Photo:YouTube-FRONT PAGE TECH
(kihachi)
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- Source:iPhone Mania
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