千葉大学大学院工学研究院の津村徳道准教授(イメージング科学コース)と金沢大学附属病院の小川恵子特任准教授(漢方医学科)を中心とする共同研究チームは、DIC株式会社などの複数社と共同研究を実施。遠隔診療のクオリティ向上につながるシステムが実現した。
カラーチャートを活用した色補正
患者のバイタル情報も取得!
こうして、色再現およびバイタル情報取得に関する研究成果を組み合わせることにより、高度な画像処理システムが実現。ちなみにこのシステムは、視覚情報を用いた漢方医学の診断法「望診」の概念に基づいているという。将来的にシステムが普及すれば、患者はより質の高い遠隔診療を受けられるようになりそうだ。
(文・早川あさひ)
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