iPhone12に搭載された5Gモデムは、省電力性能に優れたSnapdragon X60ではなくSnapdragon X55のようです。iPhone12へのSnapdragon X60を搭載も間に合うのではないかとの台湾DigiTimesの予想もありましたが、最終的に、Snapdragon X55が選択されたようです。
2020年2月発表のSnapdragon X60は間に合わず
Qualcommは2020年2月に5nmプロセスで製造され、省電力性能に優れたSnapdragon X60を発表しました。iPhone12シリーズの5Gモデムは7nmプロセスで製造されるSnapdragon X55が搭載されると予想されていましたが、Snapdragon X60も間に合うのではないかとの報道もありました。
MacRumorsは、2021年モデルのiPhoneにはSnapdragon X60が搭載され、それによって5G通信時のバッテリー消費量も低下すると予想しています。5G通信によるバッテリー消費が減れば、120Hzリフレッシュレートディスプレイ搭載につながる可能性も高まりそうです。
iPhone12分解動画で確認
iPhone12にSnapdragon X55が搭載されていることは、中国のソーシャルメディアWeiboに投稿された分解動画で、L字型のロジックボードとモデルチップで確認されました。
Snapdragon X55はQualcommの第2世代5Gモデルチップで、ミリ波(mmWave)とサブ6GHzの両方をサポートします。
Source:Xiao1u/Weibo via MacRumors
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania