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iPhone12シリーズは絶好調、世界のスマホ市場低調とは無縁との予測

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2020年第4四半期(10月〜12月)、世界全体のスマートフォン販売台数が前年同期比10%減少するのを尻目に、Appleの販売台数はiPhone12シリーズの好調により、前年同期比4%のプラス成長になるだろう、との予測を調査会社Counterpoint Researchが発表しました。

2020年第4四半期はAppleの一人勝ち

Appleは、5Gに対応したiPhone12シリーズを現地時間10月13日に発表し、10月23日から販売を開始します
 
iPhone12シリーズは、販売開始が例年よりも1カ月遅いにも関わらず販売は好調で、2020年第4四半期のiPhone販売台数は前年同期比で4%増加する、とCounterpoint Researchは予測しています。
 
これは、世界のスマートフォン市場全体が前年同期比10%減となるのとは対象的です。
 

 
Appleは、コンパクトで手ごろな価格が魅力的なiPhone SE(第2世代)の好調により、2020年第2四半期(4月〜6月)もiPhone販売のプラス成長を維持できています。

5G対応、広がった選択肢、キャリアの販売促進策も好材料

Counterpoint Researchは、iPhone12の販売好調とする根拠を、以下のように挙げています。
 

 
なお、携帯キャリアによるプロモーションは、特に米国で激しく、欧州でも活発とみられますが中国ではそれほど積極的ではないだろう、とCounterpoint Researchは予測しています。

販売期間が短いiPhone12シリーズの出荷、前年超え?

iPhone12シリーズの発売当初(9月〜12月)の出荷台数の動向をまとめたのが以下のグラフです。
 

 
2016年のiPhone7シリーズ、2019年のiPhone11シリーズは多くの買い替え需要を生んだ一方、発売時期が分かれた2017年のiPhone8/X、2018年のiPhone XS/XRは、買い替え需要を喚起できませんでした。
 
しかしCounterpoint Researchは、iPhone12は発売が遅れ、9月から10月も中旬の販売がゼロにもかかわらず、iPhone11シリーズを上回る出荷台数を記録するだろうと予測しています。
 
 
Source:Counterpoint Research via PR Times
(hato)

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