いよいよ、2020年10月23日にAppleから「iPhone12」「iPhone12 Pro」が発売されます。例年であれば、前夜からの待機列で盛り上がるところですが、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が心配されます。加えて、iPhone Mania取材班が向かった、Apple 心斎橋のある大阪市内は降水確率90%の予報。果たしてどうなるのか?突撃してみました!
誰もいないiPhone発売前夜
取材班は、ストア閉店直後の午後8時半にApple 心斎橋へと向かいました。すると、並んでいる人は1人も居らず、並ぼうとする人の影も見当たりません。
ストアの入口には複数の立て看板があり、スタッフも立っていましたが、特にiPhone予約についての案内は見られませんでした。また、午後8時半の時点では外から店内を見る限り、まだ、iPhone12、iPhone12 Proは展示されているようには見受けられませんでした。
再び、様子を伺う
取材班は時間をおいて、午後10時頃に再びストアへと向かいました。しかし、結果は同じく、1人も並ぶ人はいませんでした。
変わったことといえば、少し雨がぱらつき出したことと、ストアの店内に脚立が用意されていたことくらいです。例年、新しいiPhoneの発売前夜から当日にかけては目隠しをした上でストアの模様替えが行われるはずですが、取材班がいた午後10時時点では、まだ店内の様子をうかがい知ることができました。
例年とは異なるSNSへの対応
今回、取材班は公道での取材のみを行っていたのですが、店内入口の立て看板にカメラ(iPhone)を向けると、「SNSへは載せないでください」と言われました(そのため、本記事では店内写真の使用は控えています)。これまでのAppleの取材では、公道からの撮影については特に注意を受けることはありませんでした。
一方そのSNS上では列がないことに対して、このような読者の意見も見られます。
Apple自体が認めていないのだと思います。行列を報道されたら絶大なマイナスイメージが付いてしまうので。(コロナ的な意味で)
明日も整理券などで対応すると予想します。
— まさたつ (@tatmasa) October 22, 2020
Appleは来店予約を推奨、発売当日はハイタッチ入場なし
Apple広報担当者によれば、今年は発売開始直後の入店時に行われる名物の「ハイタッチ」は実施されないということです。また、来店に際しては、行列に並ばなくてもいいように来店予約を勧めています。
今春のiPhone SE(第2世代)発売時は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でAppleのリテールストアは休業中でした。そのため、オンラインでの購入か、家電量販店などで購入するしかありませんでした。
そのため、Appleのリテールストアが営業している状態で、iPhone発売前夜に待機列ができないのは極めて異例のことといえます。iPhone Mania取材班では、発売日の今日10月23日も早朝から取材予定です。
参考情報:Apple 心斎橋
(藤田尚眞)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-323424/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania